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抗ヒスタミン薬の副作用を逆手にとった睡眠薬

睡眠薬の中でもドラッグストアなどで販売されているものがあります。こういう睡眠薬のことを睡眠改善薬と言います。睡眠改善薬の場合は、医者の処方箋が無くてもドラッグストアなどで購入することができますので、気軽に利用することができると言ってもいいです。快眠改善薬の場合は、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬の副作用を逆手に取った睡眠薬に該当します。抗ヒスタミン薬でおなじみの塩酸ジフェンヒドラミンを成分として作られているのが特徴です。

睡眠薬というのは大きく分けて3種類があり、本来の意味で睡眠薬と言える薬と睡眠導入剤、睡眠改善薬があります。睡眠薬とは慢性的な睡眠障害を持つ人におすすめの薬で、睡眠導入剤とは睡眠効果が早く現れる薬で、ともに医師によって処方される薬です。これらの薬を手に入れるためには、医療機関で診察をする必要があり、慢性的に眠れないなどの診察を受けた場合に処方されます。

それに対して、睡眠改善薬というのは慢性的な睡眠障害を持つ人が服用するものではなく、一時的にイライラして眠れなかったり、興奮したりして寝つきが悪かったりする時に服用するものです。あくまで、一時的に眠れないケースで使うのが望ましいものです。もともと、風邪薬やアレルギー対策の薬で含まれている抗ヒスタミン薬の副作用である眠気が出るというものを、睡眠改善薬として応用したものですので、一般的な睡眠薬に比べても効き目は緩やかで、リラックスした状態で睡眠に至ることができます。

ストレスが多かったり、イライラしていたり、心配事があったり、神経が昂ったり、睡眠リズムが崩れたりする場合というのは、不眠に陥ることがあります。これが一時的なことであれば、さっさと睡眠改善薬を飲んで、不眠のループから断ち切ることが先決です。不眠からいち早く脱して、睡眠がとれるようになればリラックスした状態で眠りに就くことが可能です。しかし、睡眠改善薬を飲んでもなかなか改善が見られないのであれば、本格的な睡眠薬を飲むようにしたほうがいいです。不眠が続くと体調が悪くなるだけでなく、対人関係においてもイライラしがちですので、医療機関にかかって不眠治療を受ける必要があります。

仮に睡眠改善薬を飲むのであれば、就寝前30分ぐらいから飲み始めてください。1日1回の服用をきちんと守るようにするべきです。夜中に仮に目覚めたとしても、追加で服用をするのは絶対に止めるようにしてください。薬の注意書きをしっかりと見ながら服用をするということが大事です。そうすることで効果が出る飲み方をすることにも繋がります。日中に飲むという人はいないとは思いますが、もし飲んでしまった場合は7時間ぐらい効き目があるということが言われていますので、その間は運転や危険作業をしないようにしてください。

薬というのは必ずしも組み合わせによって相乗効果が図れるというわけでは有りません。中には、ある薬と別の薬を併用することによって、効果が薄まるものや効果が強まるもの、副作用が強く出たりするものがありますので、気を付ける必要があります。睡眠改善薬は抗ヒスタミン薬と同じ成分が使われているということもあり、効果が弱まったり、効果がより強まったり、副作用が強く出たりするので、抗ヒスタミン薬を含む風邪薬などとは併用するのは止めておきましょう。抗ヒスタミン薬の風邪薬を飲んでいる時には、その副作用にある眠気を利用して眠るのが一番よく、あえて睡眠改善薬を服用する必要はありません。

睡眠改善薬と睡眠薬は本質的に違いますので、一時的な症状の場合は前者を服用してもいいです。ただ、長期間にわたって使う薬ではないという点には注意してください。